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花疲れ

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「花疲れ 吊皮分かつ知らぬ人」  先日の新聞の余禄で書かれていた
吉屋信子の句である。

満開の桜のあでやかさに心奪われ、人混みにもまれ、また酒宴で
程よく過ごした後の心身の気だるさを「花疲れ」と呼ぶのだそうだ。

花の散る頃のもの憂い気分を表すのにもよく使われる。

新緑萌え出すこの季節、ややもすれば人の心にきざす春愁や
心身の調子の狂いは、桜のせいだけではなく、張り切ってはじめた習い事や
職場で、そろそろ緊張とストレスが疲労となってたまり始める頃なのかも
しれない。
五月病も、昔より早まっているいう話だ。

つまずいても、思いつめる事はない・・・
「やすらえ、花や・・・」

失敗しても、また咲くときは来る。
人生は、まだ始まったばかりだ・・・

毎日新聞の余禄を借りて、本日27回目の誕生日をむかえた娘に贈る言葉としよう。
by hisae-18 | 2012-04-18 18:05 | 思い

ケーキレクチャー、お料理クラブ


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